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11月, 2014の投稿を表示しています

Normcore essence for Phones? / スマホでいうところの ”ノームコア” って。

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最近どの雑誌を見ても、シンプルカジュアル推し。

「定番」「スタンダード」…ちょっといい方にバリエーションはあれど、ノームコアが各層に落とし込まれて
それなりに広がっているな、と思っています。


ブログエントリー 「Too Much “Standard” / 定番の落とし穴。」

そんなところ、モード界の女王・アナ様がガラケー派だという記事を発見しました。


ちょっと読んでみたところ、ケータイにおける “ノームコア” 現象もあり、 a flip phone、要は二つ折りのガラケーが最先端ノームコアではないか、ということでした。
(あくまでその記事によると。)



たしかに、ノキアのケータイとかみんなもってたな~。

I read an interesting article on NYtimes. In short, it’s about the latest trend for smartphones. 


First of all, the biggest fashion trend in 2014 is “normcore”. It is a coined word with "normal" and "hardcore" and characterized by unpretentious, average-looking clothing. As for smartphones, a flip phone is the most “normcore” one. Trying too hard, like having an iPhone 6 isn’t cool. The Queen of mode, Anna Wintour has that one. 

In the last part of the article, the history cigarettes is mentioned. Smoking was cool before but now it’s out of fashion. Having a super-multiuse smartphone might be uncool shortly. 

In my opinion, smartphone devices, including wearable ones, have reac…

Wanna Punch? / モードはボクシングがお好き?

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最近気になるスポーツ。 それはボクシング。

あのカール大帝もLouis Vuittonへこんなデザインを。
参考 ルイ・ヴィトン 川久保玲やカール・ラガーフェルドのモノグラムバッグ発売

みんなのワン様、ことAlexander Wang を擁するH&Mのデザイナーズインビテーション・シリーズにもこんなのが登場。
参考 Fashionsnap.com アレキサンダー・ワン × H&M 発売ライブレポート

スポーツはいろいろあれど、いまボクシングがあつい?!
マッチョでストイック。 そんなイメージのボクシングですが、ふたつのヴィジュアルを見た後は思わずモードを感じてしまう、“スポーツの秋” です。

New Apps for your LifeLog. / 真逆の目的だけど最近お気に入りのアプリ 2選。

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相変わらずスマホ中毒ですが、最近かなり頼りにしているiPhoneアプリがこのふたつ。


ひとつめは、Moves

ナイキの Fuel (約2万円)を買いたくて、その話をしていたら『絶対使わないって!』とみんなにいわれ、代替としてすすめられたのがこの無料アプリです。

とにかく「どれくらい歩いたか・走ったか・自転車こいだか」を教えてくれるだけのアプリです。

性別、身長、体重とかを初期登録しておくと、GPSを頼りに何歩歩いたか・走ったか・自転車こいだかを測ってくれます。



「歩く」「走る」「サイクリング」について、おそらく、移動距離とスピードで見分けているだと思うのですが、たまに超高速で歩くと「サイクリング」扱いされてしまいます…。
もちろん、そのあたりは追って修正可能。


一日一万歩、かなり遠いです。
月間のアクティビティをざっとみたり、結構参考にはなります。

ふたつめはCheckyです。
これまた、「何回スマートフォンを閉じたか(そして開いたか)」をただただ教えてくれるアプリです。


スマホ中毒のわたしにはもしかしたら効果あるかも?とレコーディングダイエット的な目的で使っています。

日々、膨大な時間をデジタルデバイスに費やしていますが、「一番の親友はiPhone」というくらい、
肌身離さずの親密な関係。

もうちょっといい感じの距離を置きたい、デジタルデトックスしたい、と思いいったんどれくらい接触しているのかを見ています。



スマホから離れるためにスマホアプリを使う…とはちょっとした皮肉。

意外と“記録する系”に弱いわたしです。


I read an interesting article on Huffingtonpost.com
“These Apps Help You Realize How Much Time You Waste On Your Phone”
.
In short, it’s about usage of smartphones. We spend a huge amount of time playing with our smartphone to kill time.
According to the article, there are several apps to measure the amount of time spent and f…

Wilton 85th Anniverary Party. / 米国Wilton、華やかな演出の決め手はこれ!

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こういう、可愛いカップケーキよく見ますよね?
実はほとんどがアメリカの老舗、Wilton社の材料で出来ています。
あのカップケーキブームの火付け役、NYのマグノリアベーカリーもWiltonと契約しており、材料を供給してもらっています。
きょうはそんなWilton社の85周年パーティ&デコレーションコンテストの優勝者発表会におじゃましました。
プロ部門はもちろん、アマチュア部門ももはや芸術!そんな、繊細な仕上がりで、どれも力作揃い…。




85周年にちなんだ作品たち。

今年6月に東京にも進出したマグノリアベーカリーもケータリングにいたり。
こんな素敵なケーキ作れたら、週一でパーティやりたいわ…。 ホームパーティや、ちょっとしたお礼、おもたせにもぴったり。と妄想膨らみます。
やってみたい!という方向けにデコレーション教室もやっているらしいです。


あまいものを食べたくなり、最終的にはアニヴェルセルカフェでホットチョコレートを飲んで帰りました。


お土産もおしゃれ。 おうちに帰ってからもまだdolceな気分になれる世界No.1のお菓子メーカーの素敵なパーティでした。

第一回 2014 Wilton International CAKE DECORATING CONTEST 2014年11月18日~11月20日
@アニヴェルセル 表参道店  東京都港区北青山3-5-30
場所もケーキのイメージにぴったり! 無料で見ることができるので、ぜひこの機会に実物をチェック!

Wiltonの教室情報はこちら
世界中で愛されるデコレーションのスキルを身につけてみては?


“Gold and Silver”. / 『輝ける金と銀』展。キラキラの魅力。

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都内のお気に入りのひとつ、山種美術館
今期は『輝ける金と銀 -琳派から加山又造まで』という展示をやっていました。


日本画に見られる金や銀といった金属の利用にフォーカスしたおもしろいテーマ。
背景に使ったものだと、雲や霞を金銀で練りつぶして表現したり、金銀を紙に鋤きこむことも。 豪華な使い方ですが、紙の裏に貼ると小さな行燈をともしたように、じんわり絵が温かくかがやきます。

金や銀の使い方もざっくり分けても幾つかあり、今回の展示では「撒きつぶし」、「金泥(銀泥)」、「箔押し」といった主要な技法を丁寧に説明してくれていました。
撒きつぶしの素晴らしい作品としては 速水御舟の『名樹散椿』。 ぽってりとした見事な椿がどーん! 背景が金の撒きつぶしののですが、その広い面積が均一に輝いていることが目を疑います。
豪気にも、一度泊を敷き、その上に絵の具を塗る作品も。 山本丘人の『真昼の火山』。

銀泥を用いた作品ですごいとおもったのは鈴木其一の『芒野図屏風』。 銀泥で描かれた芒が、徐々に黒く酸化する銀で描かれた霞と、墨で描いていた葉が有機的に重なり、多重奏のようなおくゆきに。 銀の酸化を生かした作品で、ただ輝くだけではない金銀の仕事っぷりに唸りました。

川崎鈴彦の『罌粟』は一番気に入った作品! 一瞬どこに金属を使っているのかな〜?とおもうのですが、抑えられた上品な輝きがなんともモダン。 背景は銀箔をちぎり、さらに強すぎる輝きを抑えるため、上に薬液や金銀の泥などをのせたようです。 銀の定着をよくし、変色防止にも役立つという…。

西洋の絵にも、中世の宗教画、ビザンツ様式のモザイクやイコン、クリムト、ウォーホルなど、金のイメージが強い作品はありますよね。
あれって本当に金(あるいは銀)なのかな?
よく知らないのでそのうち確かめたいです。

美術館に年に何回かでも行く人にオススメな “ミューぽん”。
tokyoartbeatが作っているアプリです。

ここに掲載されている美術館はそう多くないけど、入場料の割引や特典などを受けられます。
tokyoartbeatアプリも必須ですが、ミューぽんの購入を迷っている人がいたら強くお勧めしたいです。

最後に恒例の和菓子で〆。 展示のテーマに合わせて作られています。
わたしは俵屋宗達作の『鶴と波』に取材したこちらをチョイス。 きんとんとこしあんで至福のティータイム。
これでまた次回来たくなる、…

"BELL’ITALIA" for Weekend MaxMara. / トリコロールな写真展“BELL’ITALIA” 。

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ウィークエンド マックスマーラ、銀座にあるのご存知ですか?
Dolce & GabbanaがD&G終了させたり、ディーゼルが55DSLを終了させたり。 要はセカンドラインって続かないよね…なんて思ってたら、大間違い!
ウィークエンド マックスマーラは、イタリアブランド「マックスマーラ(MaxMara)」のカジュアルラインとして1984年に誕生。 これはもはや長寿の部類!(1983年スタートのmiumiuが最長老か?)

2013年12月に銀座店がソフトオープンし、11月7日のファサード完成と共にグランドオープンを迎えました。 本国ボローニャ、パリのサンジェルマンデプレ、ロンドンはノッティングヒルに続き、世界4店舗目の路面店ということです。
そんなグランドオープンを記念して(?)、イタリア人写真家Paolo Simonazziパオロ・シモナッツィさんの写真展が行われていました。

どの写真も伝統の3色(イタリアのトルコロール、赤白緑)がテーマになっていて、可愛くて自然と笑顔になれる作品群!






絵葉書のような“理想”と、軽犯罪が多くカオス的な“現実”のちょうど間… 一瞬一瞬の、誇張のない等身大の美しさが真空保存されたような写真でした。
「ナポリの神様」というタイトルの写真にはやはりマラドーナが。
ちょっと皮肉っぽいものもあったりで、フレンドリーな展示でした。

■PAOLO SIMONAZZI 写真展「BELL’ITALIA」 会期:2014年11月1日~14日

"New Look" and Esprit Dior. / ムッシュー・ディオールのモード革命。

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時代に挑戦するメゾン、クリスチャン・ディオール。
ラフ・シモンズが2012年にクリエイティブ・ディレクターとなり早二年。
ランバンのアルベール・エルバスに断られたこともあり、しばらく空席だったディオールのトップデザイナー。 当初はラフ・シモンズの選出に驚きの声も多かったような気もしますが、見事なコレクションを重ね、毎回大きな注目を集めています。
銀座で大きな展示会『エスプリ ディオール -ディオールの世界』があったので行ってきました。
ムッシュー・ディオールについてはほとんど知らなかったので、デザイナーとして成功するまでのキャリアや交友関係など、パーソナルな展示部分がとても面白かったです。
ディオールは元々建築家志望だったようですが、両親の賛成を得られず画商になります。 23歳で2軒の画廊をひらき、そこで後の20世紀の偉大な芸術家を紹介しています。

当時の交友関係はその後の制作にも大きな影響・協力を得ていて ドレス“ピカソ” ドレス“ダリ” ドレス“マティス” などデザインやドレスのイメージになっています。
ジャン・コクトーとの友人関係は有名でしたが、そのほかベルナール・ビュッフェやシャガールなど名前をあげればきりがないほどいろいろなアーティストと親交があったようです。
1933年にシュールレアリスム展を開催したあと、29年におこった世界恐慌の影響もあり画廊を閉鎖します。
これが大きな転機となり、アトリエでオートクチュールを始めます。
1947年2月に無名のクチュリエが開いたひとつのファッションショー、それが世の中を変えた“ニュールック“の登場になったのです。
会場1階では“ニュールック”のアイコンでもあるバースーツを間近で見ることができます。
戦争による混乱や物資不足、そしてなによりションボリしぼんだ気持ちが充満していた1940年代、女性の洋服が男性化していました。
四角く硬い質感のものが定番だった当時、くるぶしくらいの長さのフレアなスカートやウエストを美しく見せるシルエットなど、曲線が効果的に映えるエレガントな装いは斬新そのものでした。
その後、1947年に「ミス・ディオール」を発表。 大胆で才気に富む女性像を体現したそのデザインはモダンでいま見てもどきどきします。
1955年もディオール史に残る事件が。
セザンヌ展にきたダイアナ妃に当時のフランス側のファー…

Too Much “Standard” / 定番の落とし穴。

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最近、どの雑誌も“定番”を扱い過ぎ!
最初は『逆に新鮮だなー。』『わかる。』『“最新”とか“最旬”とかやや飽きたよね。』『“ノームコア”ってそのままだと流行らないと分析したんだな。さすが編集者たち。』とか思ったりしました。
もちろん、モード誌もOL誌もティーン誌もメンズ誌もカルチャー・モノ系マガジンも、“スタンダード”、“一生モノ”、“偏愛アイテム”…と表現は違えど全体のうちある一定量は『定番』を扱ってきました。
でも、定番が主役になるとなんかつまらない。
というか、定番に名を借りたベーシックアイテム押し・シンプルカジュアル祭りが最近のトレンドですね。
いいんだけど、あんまり一辺倒だと、なんか脳が拒否。
そんな感じでこの一ヶ月くらい、やたら攻撃的な色&柄を身につけたくなるわたしです。

並べてみると、主に赤。
クリムトとポロックをアマゾンの熱帯に放り投げたような柄。
あるいは、モネの睡蓮を蜷川実花風に加工したかのような柄。










なんだろう。 軽々しく『定番』を扱うことにそもそもの抵抗感が…。
そもそも、20代、30代(前半)で定番を語るには10年早い、と言いたいです。
『みんな着てるから。』とか『売れてるから。』とか『メディアが“定番アイテム”て言ってた。』とかじゃなくて、本当の『定番』は試行錯誤の末やっと見つかる絶妙にしっくりくるもの。
その過程を経ずに『定番』に到達するなんて、イカサマよ!
相当な失敗、恥、金銭的ロスを経験してやっとみえてくるのがあなたの『定番』。

並べてみてわかりましたが、わたしのワードローブからこのテの色&柄がザクザク出てきました。
似てると思われるかもしれませんが、どれもかなりお気に入り。
もしかして、わたしの『定番』はこのテの品なのか?
数年後、クローゼットをあけて確かめようと思います。




"Discover Japan" at Tokyo Station Gallery. / 「ディスカバー・ジャパン」展。発見する楽しさ。気づくちから。

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1970年代の当時の国鉄の広告キャンペーン、『ディスカバー・ジャパン』についての展示に行ってきました。


『ディスカバー・ジャパン』とは、万博閉会後の1970年10月にスタートした大々的な旅行促進キャンペーンです。

広告主は富士ゼロックス。

「国内旅行の広告ポスターになんで英語を使うんだ」といわれるような時代に『ビューティフル』という単語をキーにしたり、外国人モデルをメインに使ったり、かなり実験的な取り組みだったようです。

脱広告。商品を宣伝しない広告。
電通の藤岡和賀夫さんがメインプロデューサーとなり、広告の持つ公共性、社会へ提言する力、そういった広告の文化価値を追求したものでした。


ちょうど万博が終わり、高度成長期が静かに終わろうとした時期。

豊かさとひきかえに人間性を犠牲にしてはならない。
調和ある進歩、真に実りある幸福とはなにか。
など内省的になっていたタイミングです。

藤岡さん自身も、自らも深くかかわった万博に対する違和感があったとのこと。
多くのパビリオン、関連施設は取り壊しになりましたが、その費用は100億円とも言われています。
祭りのあと、とはよく言いますが、目のまえで万博の象徴が取り壊され、巨大な廃棄物となっていくのはきっと想像を絶するショックです。
夢から覚めた、と同時に、終わりのないリアリティと向き合わなくてはいけなくなりました。

だからこそ、この時期に彼自身が誰よりも強く価値転換を求めたのかもしれません。


『ディスカバー・ジャパン』では印象的なポスター、新聞広告、その他にもスタンプラリー、グッズ販売、関連季刊誌(ムックのようなイメージ?)の発行、ラッピングトレインなど複数のメディアがミックスされていました。

毎日新聞紙では錚々たる執筆陣&アーティストが寄稿しており、
ハイレッドセンター高松次郎さんといった当時最先端のアーティスト、建築家のミシェル・ラゴン、高階秀爾さんといった美術評論家、宇宙研究家から音楽家、思想家、起業家などの記事が並んでいます。

とにかくメンバーが豪華。
そして誌面のデザイン性がめちゃ高い。

“紙上万博”といっても過言ではありません。

こういった時代の葛藤や転換期独特のパワーを広告のなかに見出せるのはとても貴重です。

クリエイティビティ、メッセージともに色あせることなく、今展示を見ていても迫るものがあります。
「広告」はたく…