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8月, 2014の投稿を表示しています

Summer Vacation day 01. Colonia Guel / 夏休み1日目。 コロニア・グエル。

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待ちに待った夏休み!

今年は6年連続で行っていたニューヨーク改め、 初心に戻りヨーロッパへ。
と言っても、バルセロナ3泊案 & パリ3泊のお急ぎスケジュールです。

羽田からエールフランスでパリへ。

パリからすぐeasy jet でバルセロナへ。

東京を夜10時過ぎの飛行機で飛び出て、
明けて次の日のお昼にはバルセロナのホテルについていました。

さて。

一日目はコロニア・グエル教会(Cripta de la Colonia Güell )

こちらは、アントニオ・ガウディの最重要作品と位置付けられている未完の教会で
サグラダ・ファミリア(Temple Expiatori de la Sagrada Família)の原型と言われています。

市内から行くためには、
FGC(カタルーニャ公営鉄道)に乗り換え、Colonia Guel 駅まで向かいます。


バルセロナ市内から約20分。 ちなみに、ZONE2 なので、ご注意を。
Colonia Guel 駅まではあっという間です。
有名なスポットのはずが、降りる人はまばら…。


駅は無人駅でした。
駅を出て、「さてと。どっちかな…。」 と思ってきょろきょろしていたら、 青い足跡を発見。



まさか…

とおもい、そのまま進んでみると、
コロニア・グエルのインフォメーションに到着!

インフォメーションにはオーディアガイドや
その他お土産などがありました。

教会の解説リーフレットとオーディオセット、合わせて9ユーロ。


繊維工場団地で働く労働者のための教会です。


棕櫚の木のような形のリブ。
また、コロニア・グエルのイニシャル、 “C” と “G” の文字がモザイクでかざされています。



大きなモザイクがあり、宗教的装飾がなされています。

三位一体の組み文字 (P:父、F:子、SS:聖霊)や

3つの対神徳 (神徳:聖火、望得:錨、愛得:火の中の十字架)

4つの枢要得 (賢明、正義、剛毅、節約)

など。


ガウディの建築物には「意味のないものは存在しない」とのこと。



恐れ多くて内部はあまりたくさん写真に収められなかったのですが

荒々しい玄武岩と積み重なった煉瓦。

いろいろな素材が一体となっています。

大シャコ貝でできているのだとか。
かなり大きいです。

The Sounds of Water. / 山種美術館 《水の音》 展。(前期)

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またもや山種美術館に行ってきました!

今年はもしかしたらすべての企画を見ているかも…
というくらい、この小さな美術館にはまっています。

キュレーションがおもしろくって
毎回テーマを変えては日本画の素晴らしさ、楽しさを教えてくれます。

お盆の来客数が減る時期を見込んでか
学芸員さんによるガイドツアーがあったので
それに入れてもらいました。

さて、今回は「水」がテーマ。

川、海、滝、雨の各セクションがあり、
古くは歌川広重さんの浮世絵から
現在も活躍中の千住博さんの「ウォーターホール」まで。

夏にぴったりの水というテーマですが
わたしにはさらに「行かねば!」と惹きつけるものが。

なんと、前期にはマイホームタウン・鳴門の渦をテーマにしたものが3点もあるのです。


いまは橋が架かっていて描かれた風景ではありませんが、 大きな渦潮はめずらしいらしく
昔から絵画のモチーフになっていたことはとても面白いと思いました。

行かねば!


まず、入ってすぐにあるこちら。


奥村土牛さんの『鳴門』。

激しく躍動感があるはずの渦潮ですが どこか優美で柔らかい印象です。
金箔を貼り、その上に色を重ねているのだとか。 ゴージャスですね。


二作目はこちら。



歌川広重さんの《雪月花之内 花》 の 『阿波鳴門之風景』です。

おいおい、花が描かれてないぞ!
と言われそうですが、渦が花の代わりとなっています。


三つ目は屏風の作品。


川端龍子さんのこれまた『鳴門』。

六曲一双と “会場芸術” を謳った彼らしい大型の作品。

院展(=要はメインストリーム)を飛び出して
新しい道を進もうとした彼の初期の作品とのこと。

真っ青な海の色に、白く泡立つ波。
ダイナミックで清涼感と躍動感が全面に感じられます。
非常に大型で迫力満点。

直前に “赤の元宗” こと奥田元宋さんの『奥入瀬(秋』もあり、
“青の龍子” と見比べるもよし。

企画の面白さ、展示の面白さ。
このあたりに、キュレーターの意気込みを感じます。

奥入瀬が大すきで晩年になっても奥様と訪れ デッサンをしていたという元宋氏。
木漏れ陽を金箔で表わしていて、こちらもかなりゴージャスです。


ところで、日本画を見ているとこのように美しい屏風がたくさん登場します。
どうやって数えるんだろう。と思っていたところ、学芸員の方が教えてくれました。
独立した一つの部分を一「隻(せき)」といい、 折…

Last year for SONIA RYKIEL Cosmetics. / ソニア リキエル ボーテ終了のお 知 らせ。

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ソニア リキエルのコスメラインが終了します。

参考)
ソニア リキエル ボーテ ブランド終了のお知らせ
WWD JAPAN BEAUTYニュース 「ソニア リキエル ボーテ」の製造・販売を終了 アルビオンがライセンス契約を打ち切り

2014年12月31日をもって、アルビオンがソニア リキエル社と結んでいた
コスメの製造・販売のライセンスが終わります。

販売自体は2015年3月末まで。
完全撤退までに順次撤退をするとのことです。

日本をメイン市場にしているライセンスモデルは
ここ数年で一掃されそうです。

バーバリーのライセンス終了などは最たる例かと思います。


商品としてはアルビオンが親会社なので、すごくクオリティが高かった!


 (心なしか、ほかのブランドの販売員よりもパワフル接客だったような…)


“プレ化粧水” の元祖イドラ プルミエールを世に送り出し、
洗顔後、化粧水をつける前に「ブースターとしてなにかつけなきゃ!」という
新しい強迫観念を生み出しました。

また、おふろでも使えるオイルなど
流行りのオイルコスメについいても先導していたような印象。

そのほか、数々の賞を受賞した優秀コスメたち。

やたら商品の名前が長いことでも有名です。

個人的に愛用していたものもあるし、残念。




歴史のあるヨーロッパブランドの冠をブランドの軸にしたような
ライセンスビジネスは曲がり角。
ジャパンパッシング。
経済に占める日本の存在感が弱まり
あきらかにほかのアジア諸国の市場を見てますよね。

自社ブランドを育て 国外でも存在感を持つしかない。
ちなみに、わたしは早速 焦って二箱も買ってしまったのでした。

Beauty of the blank. / 余白の美。

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『余白の美』。

一番好きな日本語です。

シンプルとかじゃく、無。
意図的な無。



シンプルとかミニマルとか、 近いかもしれませんが、 それはやはり西洋的な思考というか。

NHKのアナウンサーは、視聴者に考える時間を与えるため
あえてトピックスとトピックスのあいだに時間をあけると聞いたことがあります。

なるほど、民放のニュースは確かに断間なく
何かしら効果音とかが入っている気がします。

テレビ朝日系 「熱闘甲子園」 の一瞬無音になるタメだったり、

あだち充の漫画だったり。

“無” が与える効果って大きい気がしています。

世界遺産のあの法隆寺にも 『余白の美』 を見つけることができるようです。

参考)
「空白の美」の原点、法隆寺の謎を解く

大陸の宗教建築物や宮殿は、中心に建物が威風堂々と連なり、
左右対称のものがほとんどなのに対し、





法隆寺は真ん中が空白の状態になっており、感情移入がしやすいらしいです。






伽藍配置という特徴的な造りです。


外国にこういう考え方があるのかな、とおもっていましたが
わたしのなかで唯一思いつくのはウォーホルの絵。



セレブリティシリーズにも、わざと無地のスペースを残した作品が多くあります。




こちらは 《死と惨事》 シリーズのひとつで、 当時サザビーズで過去最高額がついた作品です。
シルクスクリーンを使った転写により しつこいほどの “反復” を好んだ彼の作品ですが このようにブランク・キャンバスをあえて並べたものが多くあります。
この空白のキャンバスの理由についてウォーホルは 単に絵が大きい方が高く売れるから、とうそぶいていました。

ただ、この余白は完全に意味があるもので、 反復されたイメージの隣にあるため その空虚感は大いに増幅されます。
時間の推移や虚無を感じたり 死後の世界を想像させたり…。
ウォーホルはどんなアーティストよりも死の問題をたくさん取り上げた人物だとおもいます。




意識的にブランクを見せることによって、 絵にはないはずのスピード感や 描かれた以上の “反復” を紡ぎ出します。
無名な人、セレブリティ、 いろいろな人たちのなかに普遍的な死を見つめる目。

ウォーホルの『余白の美』は あくまでもオーディエンスに “考えて!” と 問いかけてくるような能動性を強く感じますが、 それでもそこから生まれる余韻や 無限につながる時間軸の再確認なと …

Road to Gaudi. / ガウディまでのみちのり

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趣味がない。
すぐ飽きる。 舐めてかかる。


そんなわたしの唯一の興味は “旅行” 。
落ち着いて考えると、 金額的にも時間的にもかなり費やした投資だということが身に沁みます。
予習復習しないわたしですが、 旅行だけは別。
来週のバルセロナ&パリ旅行に向けて 2005年くらいからチマチマ買い集めていた世界遺産、パリ、と名のつく雑誌を読み返しています。




最新号のCasa BRUTUSは『井上雄彦とガウディ巡礼』。
しかし、BRUTUS的ガウディ建築の最大のポイントである 逆さ吊理論がわかりません。
このなぞを解明したい。
出来れば、サグラダファミリアに着く前に知っておきたい。 現場では事実確認からはじめたい。
そう思いCasa BRUTUSを5回くらい読みましたが 已然として理解できていません。
これは、基礎力の問題か?
ちょうどそのタイミングで教えてもらったのがコレ。


元添乗員イチオシの紅山雪夫さんの本です。

基礎を易しい日本語で丁寧に説明して下さっているうえ、 なんだか語り口が愉しく、 とりあえずわかった気にさせてくれます。
ヨーロッパの建築史は

神々の神殿を中心としたギリシャ建築



ギリシャ建築をブラッシュアップし アーチやボールト、ドームを生み出したローマ建築

東ローマ帝国で栄えたロシア正教の教会やモザイクなどが特徴のビザンチン建築

中世を挟み、 ロマネスク建築へ。


10世紀になると農業の生産性が向上し、社会全体にゆとりが生まれました。 手工業、遠隔地商業が復活し、都市が興ります。 諸侯の戦争や戦略結婚の結果、領地の合併が進み、大型の諸侯が現れました。
特にフランスではこの傾向が早くからありました。
そこで訪れた10世紀末の教会建築ブーム。 土地の寄進を受けて財力わ蓄えた各地の修道院が大規模な改築をはじめたのです。 古代末期や中世初期の古い教会を取り壊し、新設した新しい教会は
《ローマ風の》ロマネスク様式となりました。
12世紀まで西ヨーロッパ、 12世紀中頃までフランス、 そのほか13世紀まで続き、次のゴシックに引き継がれるます。
ロマネスク建築では、円頭アーチだったものが尖塔アーチとリブ(石で作った肋骨)へ

発生地も地方の有力修道院から北フランスの国王領へ変わります。

ロマネスクでは光を建物の中に持ち込むことに成功しますが
ゴシックではステンドグラスによって、光を…

A shaved ice made by traditional and natural way. / 昔ながらの天然氷のか き氷

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ラフティングをした帰りに ちかくに有名なかき氷屋さんがあると聞いて足を伸ばしました!


天然氷の蔵元・阿佐美冷蔵さんでは 絶品のかき氷を素敵なロケーションで 食べることができます。
天然水は聞いたことありますが、天然氷? そして天然氷を使ったかき氷…??
一体どんな味だ?!


惜しみなく天然水の氷が盛られ 限界値のシルエット。
スプーンをいれるとシャリシャリしているのですが、 口あたりは至って滑らか! ほんのり甘い気さえします。
冷たいもの特有のキンキンした感じが苦手で、 ふだんあまり冷え冷えなものを食べないのですが、 こちらの氷は口の中を刺すような感覚はなく とにかくふんわり。

ちなみに、 天然氷を作っている場所はいくつかあるようですが、 食べられるクオリティを提供している蔵元は数件。
所定の保健所の許可を得て、 衛生管理された施設で製造し、 源水検査な製品検査を実施し適正と認められた天然氷生産者は全国で5社しかいないらしいです。
また、シロップもすべて無添加で氷の柔らかさにマッチした適度な甘さ。

わたしは蔵元秘伝の蜜にしました。

定番のいちご、メロン、抹茶などに加え、やみつき氷甘酒など変わり種も。
かなりの量が添えられてきて、 「どんぶり勘定だな…」 なんて思ってしまいましたが とんだ失礼でした。
まさに適量。
途中でかけ足しながら食べ進むので 別にシロップがあって正解!






昭和9年築の日本家屋をリノベーションした本店は
入ってみると意外と敷地が広く
いまはもうあまりみなくなった白熱球がともる店内で頂くもよし、 朱色のイスが可愛いお庭で頂くもよし。