Museum Addict.

今月号のNumero TOKYO。


巻頭のファッション特集が美術館とコレボレーションしています。
いくつかのテーマに沿ってベスト・ミュージアムを選出しており、普段よく美術館に行く人・そうでない人ともに楽しめる内容だなぁと思います。

企画展だけではなく、常設展こそ見るべきだし、”美術館に行く”こと自体をもっとたのしめるようになりたいなぁ。


最近みた展示でおもしろかったもの。

n.1
『Timeless Muses(時を超えたミューズたち)』展。




スクリーンでの展示。こちらのみ写真NG。


東京ステーションホテルの1Fで行われています。
ルイ・ヴィトンの歴代ミューズの中からフランソワーズ・サガン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ケイト・モス、ソフィア・コッポラなどをフィーチャー。

3Dメガネがこんな素敵なLV仕様、素敵な特性モノグラムマスクを通してスクリーンを見るとショートムービーやプロジェクションマッピングが!


プロジェクションマッピングや音楽は最新の魅せ方だけど、それが仰々しくなくメッセージ性の方が勝っていた素晴らしい展示。

最初にあるナポレオン3世妃ウジェニー皇后に関する展示。
ルイ・ヴィトンと”旅”というテーマの歴史を感じます。

 マスクを通してみると一番上のスクリーンにも映像が。
ランウェイのような白い一本道。
順番に4名の展示があります。

ケイト・モスについては彫刻も。
この部屋の植物なども特設らしいです。
最後は建築家シャルロット・ペリアン。実現しなかった建築プランの模型などもあり、直前のモノトーンな展示と反対にカラフル。

トラヤ・トーキョーとのコラボレーションでお茶も楽しめます。


個々の展示方法・展示物よりミューズとなったそれぞれの女性に対するメゾンのまなざしがが垣間見れます。

高校生の時たくさん読んだサガン。
ここに来てやっと少し好きになってきたケイト・モス。
永遠の”フランス女”、ド・ヌーブ。
そして、私のファッションミューズ、ソフィア・コッポラ。

ルイ・ヴィトンは日本進出35年。
ちょうど今日7年後の2020年東京オリンピックが決まりました。
それまでどんな時間を重ねられるかな…。


▼VOGUE>ファッション
ルイ・ヴィトンとミューズの絆に迫る展覧会、東京で開催!

▼ソフィア・コッポラ
まとめ:まねしたい!ソフィア・コッポラの上品ファッション


ルイ・ヴィトン



n.2
「日本パッケージデザイン大賞2013」展。



松屋銀座7Fのデザインギャラリーにて。

“パッケージ”という限られたもののなかで、どれほどのメッセージを持たせるか・伝えられるか。

受賞作品を見てみると、資生堂、ユニクロ、サントリー、ニベア、ポール&ジョーなど、やはり業界のトップブランド。
特に、資生堂の新入社員の授与されているという椿の形をかたどった紅白の鏡が気になりました。
さすが「一瞬も一生も美しく」…。

また、ユニクロのニューヨーク5番街オープニングキャンペーンの際の「なにか」。
外国人が見たらびっくりするだろうな…。

中身は良くわかりませんでした…。
やはり贈呈品としての商品が多くありましたが、やはりただのモノ・コモディティという以上にメッセージを持たせる…という場合、パッケージは重要。

素敵なパッケージのお持たせに、メッセージやお花なんかを添えられるとさらにいいだとうな~。

▼松屋
「日本パッケージデザイン大賞2013」展



n.3
横浜美術館 プーシキン美術館展。

こちらは長くなりそうなので別の機会に。


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