Outside Tokyo / Day 02.

おじいちゃんの家は植物が豊富。
こちらはマスカット。

My granpa glows a lot of plants.
This is muscat grapes.


葡萄…といえば、豊穣や秋のシンボル。
いくつかの名作を思い出さずにはいられないのでメモ。


ジュゼッペ・アルチンボルド ( Giuseppe Arcimboldo )  『秋』
Musée du Louvre
何度見ても見入ってしまう…隙のない作品。


カラヴァッジョ(Caravaggio) 『バッカス』


Galleria degli Uffizi

バッカスはローマのローマ神話では酒(葡萄酒)の神様。

カラヴァッジョでいえば、『病めるバッカス(自画像)』もとても有名ですが、ちょっと陰気…なので敢えてこちらを紹介。


大好きなカラバッジョの静物画をひとつ。
『果物籠』



アンブロジアーナ絵画館


最後にゴッホ(Vincent van Gogh) 『赤い葡萄畑』
ゴッホの生前に売れた唯一の作品です。とても感慨深いです。
葡萄酒がキリストの血を表すだけに、この赤の色彩が印象的です。
ゴッホはこの絵が売れた5か月後に自殺します。
 



身近なところだと、実は新潮文庫の本体にも葡萄が描かれています。

これはカバーについているパターン。本体についている場合も。

「豊穣な実り、つまり内容の豊かさを象徴したもので、
ぶどうの文様がシルクロード文化によく見られたことから、
文化の交流と発展のイメージをも表しています。」

と、モチーフとして葡萄を選んだ理由が語られています。

詳しくはこちらも
▼「ほぼ日刊イトイ新聞」より
 ブドウのマークに影武者あり



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